ブンガブア山(Bungabuah) ゲンティ―ハイランド方面の山に登ってきました

今日も又地獄の特訓に行ってきました
朝8時山に登り始め下りてきたのが5時。
8時間登り下りしての一日でした ε=(>ε<) プッー
 
しかも午後からすごい雨。下りるのにも道なき道の泥んこ
2回もお尻をついて滑って。怖かったです
 
 
私の4回目のマレーシアでの涙涙の登山です
 
イメージ 1登るのは 『Gunung Bunga Buah』ゲンティーハイランドの真向かいの
山を登るようです
 
写真山の上にあるのがギャンブルで有名なゲンティハイランド
 
 
ここで簡単な食事をとりました
 
 
 
 
 
 
 
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ヒルが沢山いるそうでヒル対策。
 
足にはしっかりカバーして。

虫さされスプレーをガンガンかけてさあスタート

 
 
 
 
 
 
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                さあ9名、そのうちヒマラヤ訓練組5人これから一日登る山にスタート!!
 
 
  
 
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今朝降った雨でしょうか道がぬかるんでいて大変登るのには滑りやすいです
 
全くない粘土質の土色している所はつかまる所もないし滑りやすいですし
その上足を大きく開いてよじ登る感じです
 
 
今回からつえを持参しましたのでそれを先ず突き刺して其れを、てこにして
やっとはいあがるという所も沢山ありました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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上を見ないで一歩一歩どこを足をかければいいのか、なるべく高低差がない所を探しながら
皆さんに後れを取らないよう後ろの皆さんには遅くならないよう気を使いながら進んでいきます
 
 
よくこんな、けもの道を見つけて登って行くものだと感心しながら。
 
 
 
 

 
 
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一緒に登った若い30代の女性はポンポンとび跳ねながら登って行きます

どうなっているのでしょうか彼女の足は
不思議で聞いてしまいました
ご両親は山登りしないし兄弟もしない。
 
彼女だけが10年前から好きになり
毎週1人で山に登っていたそうです。会社員になってからは少し休んだそうですが
又登り始めたそうです
 
私達、初心者をそれとなく気遣ってくれ
最後まで少し離れながらも私達を見守ってくれていました。親切で山が大好きと
いった感じで初めてあったのにとても好感のもてる女性でした。
 
いつもニコニコ少し先に行っては頭に気をつけてね。
低い木があるよとか教えてくれました。
それにもかかわらず私は深く帽子をかぶり、下ばかりを見て歩いているので2回程頭を木にぶつけました。
 
 
 
 
 
4回目の登山で感じたのですが私は登りの方が好きかも。
勿論苦しいし、足が進まなくても一歩だし又一歩だし、ここで下りるわけにはいきません
登るのみです。我慢して、もうここからは自分との闘いです。

辛抱強く、根性、忍耐。忍耐、根性、辛抱。。。。性格も訓練されます。
でも危険はあまりありません。
 
しかし下りはつかまる所がないので落っこちそうなのと滑りやすそうなので
すごく神経を使います。杖で先を突き刺しそれに体を預けどんと下りると膝も痛めそうなので
そうとここみながら。
勿論道らしい道があればどんどん降りていけるので楽なのですが。。。
 
 
山登り嫌い嫌いと言いながらもう4回目ですから、少しは好きで登ってきたと思います
少しもう少しと頂上目指して、無理しないで自分の呼吸を整えながら、
お腹から息を吐いて吸って吐いて吸って、、、、、なんとか登って行きます。
飽きてくると例の若い女性とおしゃべりしながら。
彼女も先を急がないで登る事を楽しんでいるようでした。
 
3人位はすいすい登ってしまい、頂上でパーティーの準備
あとの私達ヒマラヤ初心者組2人はその女性が見守ってくれていました
 
あと1人のヒマラヤ初心者は20年間マラソンをしている人でしたが最近はひざを痛めて
していないのですが登山ならOKと参加しましたが少々厳しい山でしたので
途中で断念して待っている事に。
 
 
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私達も5時間かけて頂上。何もなく何も眺めも見えない所でしたので、水を飲みさっさと下り始めました。途中ゲンティハイランドが見える眺めのいい所で仲間がお湯を沸かしてコーヒーを作って待っていてくれました
ホント温かいものが飲めるのは嬉しい限りです。
 
 
 
 
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ゲンティハイランドよりも高い 
 
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                       泥んこの足になりながら、登ってきました          
 
 
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                                  足元にはしっかりヒル対策したのにどうやって入ったのか
              背中にいたようです。リックサックを下ろしたらシャツが真っ赤で
              びっくり。でも痛みも痒みもなかったです。必死で登ってきたので
              痛さにも気がつかなかったのでしょう。ヒルはしっかり血を吸って
              もう私の背中にはいませんでした
 
 
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友人が持参してくれたシフォンケーキやイチジクの乾燥したもの、さつまいもをふかしたものもありました。リンゴをむいて持参した人。アーモンドのナッツ類もありました。月餅、クッキー、私はおこしのようなパフ、どれもみな甘いもの。
主食は誰もがパンとか中華饅頭とかカレーのパフとか。
 
さすがおにぎりは誰もいません。次回はキュウリ巻き持参で来ようかしら
あと緑茶。でも重たいリックはだめですが
 
皆さんはお湯を沸かしてくれる水を大量に運んでくれます
こんな何時間も歩いて運んでくれるのに頭が下がります
 
ヒマラヤにはどんな物のお菓子がいいのかしらね。日本のお煎餅は喜ばれるかしら
 
雨雲が迫っていましたので2時には下り始めました
なんとか少し早足で下りは楽だからと思いながら下りたのですが
が途中から降り出しました
 
 
山道が川になりその中にじゃぶじゃぶ入りながら、泥沼化された坂道をなんとか滑らないよう
滑ったらもうそこは崖。怖い――――今考えてもよく頑張ったなあと。
慎重に慎重に、転がったらもう終わりです
座りながらもずーーーると落ちそうな所を2回尻持ちついて滑りながらもずぶぬれになりながら
1時間位下って行きました
 
 
 
離れていますが前には1人、後ろには見えないけど1人来ていると思います
雨でほとんど見えません。どうやって下りて行ったらいいのかつかまるところもなーーーーい
自分との闘いです.崖には落ちないよう。前からつんのめって落ちないよう。

必死でつえを左手に持ち泥の中に突き刺して腰をかがめながら右手で
滑ってしまわないよう地面をぐっと押さえて下りて行きます

ここが一番危険な泥の山だなと来るとき感じていた個所を過ぎたので
なんとかこれで安心して戻れると確信しながら。
この精神力も山で鍛えられると思いました。
 
普段からふにゃふにゃで楽に楽に過ごしていた私にはいい経験でした
こんな所も山の魅力なのでしょうか?。
まさかね。
でも毎回来るたびに何か精神論を山で学んでいる気がするのですが
まあそれはオーバーな話しですよね
 
 
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雨も小雨になりヒマラヤ組5人が平坦な所で集まり皆で又1時間ほどビシャビシャの道を歩きます。クタクタになりながらやっとスタートの所に5時に戻りました
 
足や手を洗い、ずぶぬれの服を着替えて
少しお茶を飲み帰宅しました
友人2人がまたわが家に泊まりましたが
10時には早々に休みました
 
 
 
 
 
 
 
ああ。今日は恐怖の山登りでした
8時間歩いた事に自信もつきました
雨の経験もしましたし、また素敵な山の友人も増えました
少しはこの経験がヒマラヤトレッキングに役立つでしょうか(@_@;)